テーマ:特許戦略

特許出願の良いノルマと、悪いノルマ

 ノルマの語源は、ロシア語の「強制労働」にあると本で読んだことがあります。「ノルマ」のイメージが悪いのは、語源にあるのかもしれません。  特許出願についても、出願件数を確保するために、ノルマがかけられることがあります。 ノルマには、良いノルマと悪いノルマがあります。  悪いノルマの典型は、技術者一人1件の出願をしろ…
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企業はなぜ特許を出すのか

 「御社はなぜ特許を出すんですか?」という質問したとき、ほとんどの人は「特許を出していないと競争に負けるから」と答えます。  本当かしら。 特許など全然出さなくても、高い利益率を誇っている会社はたくさんあります。  今、求められているのは、もう一度、「わが社はなぜ特許を出すのか?」ということを考え直すことです。 …
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中小企業は、特許だけで自社商品のモノ真似を防ぐことは難しい

特に中小企業が、特許だけで自社商品のモノ真似を防ごうとすると、かなり難しいとおもいます。 例えば、発明を特許庁に出願すれば、その内容が1年半たつと一般に公開されてしまいます。 言い換えると、特許出願をしたときには、1年半後に他人に対して発明のヒントを 与えることになります。 ものを創造するとき、最初の第一歩を踏み出す人が一番…
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特許戦略の基本はたった2つしかない

特許戦略について、いろいろ言われますが、その基本は、次の2つしかありません。 ① 技術ブランド確立戦略 ② 市場制覇戦略 技術ブランド確立戦略とは、自社の技術力の独自性を社外に発信するために、 特許を活用する戦略です。 したがって、技術ブランド確立戦略は、 独自性が高い技術分野を中心に特許を集中させることから始めなければ…
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特許を単体で管理すれば専門家の玩具になりかねない。特許をカタマリで管理すれば戦略家の強い武器になる

特許を単体で管理すると、一件一件の質ばかりが問題になります。 そうなると、文章の表現とか、文字の使い方など、 ややもすると、重箱の隅を突っつくようなことが問題にされます。 しかし、どんなに特許一件の質を上げても、会社の利益には、なかなかつながりません。 その質を上げた一件一件が、意味のあるカタマリとなって、 はじめて会社の…
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特許を出す前に発明を人に教えても特許が取れる

特許の原則通りに考えれば、特許を出す前に発明を人に教えてしまうと、 特許が取れないことになります。 法律には、発明を人に教えた後でも、特別に特許を認めるという規定があります。 ちょっと前までは、この規定を使える場面が限定されていました。 しかし、法律が改正されて、自分で発明品を売ったり、新聞発表したりしても、 ちゃんと手続…
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20:80の原則を特許管理に活用する

昨日、パレートの法則について説明しました。 このことは、特許を管理する上にも利用できます。 すなわち、自社の特許出願のうち、20%の出願処理に全精力を注ぎ、 残りの80%は通常の処理を行うというメリハリをつけることです。 ところが、すべての出願に全精力を費やしているような会社を多く見かけます。 このような会社の知的財産部の…
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自社の得意技術をはっきりさせられますか?

私は、コンサルティングをするとき、 「貴方の会社の得意技術は何ですか」という質問をします。 しかし、即答できる会社は、ほとんどありません。 多くの場合、自社の得意技は、 それほど苦労しなくても、簡単にできてしまうので、 「そんなこと誰でもできることだ」と思ってしまうのが、原因のようです。 しかし、もう一度、会社の中を…
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ハッタリ特許、独占特許、牽制特許そして防衛特許

一概に特許といっても、使う側から考えると、 ハッタリ特許、牽制特許、独占特許、そして防衛特許などがあります。 ベル特許事務所では、これらの使い方を指導させていただいています。 1.ハッタリ特許 「特許ですよ~」と吹聴しまくって、ライバルの参入を許さない使い方です。 ベル特許事務所では、お客様にハッタリ特許の使い方を実際…
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自社の常識は、他社の常識とは限らない

常識というのがけっこう曲者で、 何をもって常識というのか、人によってまちまちなので、 ハッキリした基準がありません。 例えば、ある会社では、常識的なことでも、 別な会社に行けば、とてつもない発明と思われることすらあります。 だから、人の考えたことを、 「そんなことは常識だ」とか 「そんなことは当たり前のことだ」など…
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特許の時代的変遷

特許発祥の時代には、国家から特許を戴くありがたいものでした。 近代工業化社会が発展してくると、 今度は、特許を積極的に取りに行く時代に変遷していきます。 さらに、近代は、強い特許をいかに取得するかがテーマになっています。 そして、現在は、特許力を企業力にまで高める時代になっています。 強い特許をテーマにしている…
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技術特許戦略としての出願計画(4)

短期出願計画では次のことを決めます。 (1)短期出願計画の方針 開発部門が現在抱えている開発テーマをすべて洗い出し、 それら開発テーマに関して、特許出願漏れが無いようにする。 (2)開発テーマの優先順位の決定 (3)優先順位の高いテーマについての目標出願件数の決定と 知財部の担当者の決定 (4)優先順位…
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技術特許戦略としての出願計画(3)

出願計画には、長期出願計画と短期出願計画とがあります。 長期出願計画とは、だいたい3~5年を目処に考えます。 短期出願計画とは、それこそ1年ごとに計画するものです。 そして、長期出願計画には、次の点を明確にすべきです。 (1)長期出願計画方針 長期出願計画方針は、自社の将来の発展に必要な 重点開発テーマを対象にするもので…
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特許出願計画のすすめ

発明が場当たり的に出てくるのに任せて、 特許出願をしている会社をけっこう見かけます。 こんな会社の知財部に限って、 独善的な目標件数(ノルマ)を設定していることが多いように思われます。 どんな場合でも、数の優勢は、人間の意識を高揚させます。 数が劣ってくると、人は何となく不安になって、 後ろ向きになる傾向があります。 …
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これからの知的財産戦略

これからは、特許戦略だけでは足りません。 2012年3月14日のブログで書いた「真似されやすい順序」は、下記のとおりでした。   ① 情報   ② 物   ③ 特許   ④ ノウハウ   ⑤ 人の考え・能力   ⑥ 企業文化 これからの知的財産戦略は、特許だけを考えていたのでは片手落ちです。 グローバル競争に勝ち抜…
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知的財産戦略家の経営者との付き合い方

知的財産戦略家のこれからの仕事は、 自社の知的財産を活用して会社が勝ち残る方法を企画して、 経営者に提案することです。 例えば、会社にとってなぜ特許が必要なのかを問われたとき、 教科書的な答えしかできなければ、 次世代を担う知的財産戦略家にはなれません。 そして、経営者に提案すべき知的財産戦略は、 他社との違いがは…
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これらか求められる知的財産戦略家

これからは、事業戦略・開発戦略・知的財産戦略の一体化が不可欠です。 この一体化というテーマのもとでは、知的財産戦略は経営事項になります。 このように経営事項という考え方ができないと、 現状の特許実務は経営からかけ離れてしまって、 特許実務家のガラパゴス化がどんどん進んでしまいます。 それを打破するためにも、 現状の延…
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ノウハウの暗黙知から形式知へ

自社のノウハウをはっきり言い切れる人は少ないと思います。 なぜかといえば、ノウハウを漠然としかとらえていない人がほとんどだからです。 例えば、特許を出願するときに、人に知られたくない技術を 「それはノウハウにすべきで、特許出願はしない方が良い」などということがあります。 しかし、そのノウハウを具体的にどのように管理するか…
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日本の特許は活かされているのか

東京大学の小川紘一先生が、日本の先端的なデジタル製品の、 世界におけるグローバルシェアの推移を研究され、それを発表しています。 先生の発表を見たとき、まさに愕然としました。 先生の発表によると、ほとんどのデジタル製品が世に出た当時は、 日本の会社が100%のシェアを確保しています。 しかし、非常に短い時間で、そのシェア…
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模倣品から企業を守るために「真似されやすい順序」を知る

最近は、外国から安い模倣品が洪水のように入ってきます。 これに対抗するために、企業は製品の差別化に努力していると思います。 製品の差別化を考えるとき、真似されやすい順序を知っていると便利です。 真似されやすい順序は次の通りです。   ① 情報   ② 物   ③ 特許   ④ ノウハウ   ⑤ 人の考え・能力   …
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特許を上手に使った実例

私のお客様で、電気スタンドを作っているスワン電器という会社があります。 この会社の社長の黒澤さんは、非常に積極的で、 特許を取れば、それを何とか仕事に活かしたいと考える人です。 また、社長は、デザイン感覚も優れ、 ものすごくセンスの良い電気スタンドを製造販売しています。 電気スタンドなど、もう成長産業ではありません…
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