テーマ:技術戦略

本邦初公開「開発経営モデル」

  図に示した「経営開発モデル」は、私が始めて考えたもので、最大の特徴は、開発を「戦略分野」と「戦術分野」とに分けたことです。  そして、戦略分野は、社長が考えるべきものであり、開発商品のコンセプトになります。 このコンセプト作りは、中小企業では社長の責任になります。 大企業では、経営企画担当のトップの仕事…
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アップルはもう下降気味?

 最近、アップルの業績が急減速しているという報道が目につきます。これからアップルがV字回復できるかどうか、私は分かりません。  しかし、先端技術の消費財のライフサイクルが、シャープの例も含めて極端に短くなっていることだけは確かなようです。  アップルの業績が悪くなったので、アップルに部品を納めている日本の多くの会社も業績…
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開発テーマは、お客様の目で決めるべき

 開発テーマを、我が社の技術、あるいは現在の業界の技術を基準にして決めると、誰もが同じ技術を基準にしてものを考えるので、その開発テーマに、独自性がなくなってしまう。 世の中の「~技術展」を見ると、各社ともほとんど同じ。 これが、技術を基準にして開発テーマを決めた結果である。 ★日本一聞き出し上手な特許事務所★ …
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技術マネジメントとは

 開発方針と開発テーマとは、必ずしも一致しません。 開発方針は開発の方向性を決めるもので、戦略に近いものです。 しかし、開発テーマは、開発方針を実現するための具体的課題で、戦術に近いものです。  そして、個々の技術者は、開発方針をわきまえたうえで、開発方針に沿った開発テーマを考えていかなければなりません。  技術…
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自社の得意技術をはっきりさせられますか?

私は、コンサルティングをするとき、 「貴方の会社の得意技術は何ですか」という質問をします。 しかし、即答できる会社は、ほとんどありません。 多くの場合、自社の得意技は、 それほど苦労しなくても、簡単にできてしまうので、 「そんなこと誰でもできることだ」と思ってしまうのが、原因のようです。 しかし、もう一度、会社の中を…
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特許の時代的変遷

特許発祥の時代には、国家から特許を戴くありがたいものでした。 近代工業化社会が発展してくると、 今度は、特許を積極的に取りに行く時代に変遷していきます。 さらに、近代は、強い特許をいかに取得するかがテーマになっています。 そして、現在は、特許力を企業力にまで高める時代になっています。 強い特許をテーマにしている…
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技術特許戦略としての出願計画(4)

短期出願計画では次のことを決めます。 (1)短期出願計画の方針 開発部門が現在抱えている開発テーマをすべて洗い出し、 それら開発テーマに関して、特許出願漏れが無いようにする。 (2)開発テーマの優先順位の決定 (3)優先順位の高いテーマについての目標出願件数の決定と 知財部の担当者の決定 (4)優先順位…
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技術特許戦略としての出願計画(3)

出願計画には、長期出願計画と短期出願計画とがあります。 長期出願計画とは、だいたい3~5年を目処に考えます。 短期出願計画とは、それこそ1年ごとに計画するものです。 そして、長期出願計画には、次の点を明確にすべきです。 (1)長期出願計画方針 長期出願計画方針は、自社の将来の発展に必要な 重点開発テーマを対象にするもので…
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技術特許戦略としての出願計画(2)

前回は、会社の基本方針を決めるべき、という話をしました。 今回は、会社ではなくて、知財部の基本方針の話です。 例えば、次のようなことです。 (1)会社の知財方針を実践するための特許出願計画書の作成を主導し、 開発部門に対して、技術者の開発能力をマネジメントするサポートをする。 (2)特に、長期出願計画書で特定された重点…
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技術特許戦略としての出願計画(1)

最も重要なことは、自社の知財に対する会社の基本方針を決めることです。 基本方針で大切なのは、次の4つです。 (1)開発の重点テーマを決め、そこに特許出願を集中させる。 特許出願は、無目的を出願すれば良いわけではありません。 しっかりと目的を持って、自社にとって重要な開発テーマに 特許出願を集中させることが必要です。 …
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これからの知的財産戦略

これからは、特許戦略だけでは足りません。 2012年3月14日のブログで書いた「真似されやすい順序」は、下記のとおりでした。   ① 情報   ② 物   ③ 特許   ④ ノウハウ   ⑤ 人の考え・能力   ⑥ 企業文化 これからの知的財産戦略は、特許だけを考えていたのでは片手落ちです。 グローバル競争に勝ち抜…
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これらか求められる知的財産戦略家

これからは、事業戦略・開発戦略・知的財産戦略の一体化が不可欠です。 この一体化というテーマのもとでは、知的財産戦略は経営事項になります。 このように経営事項という考え方ができないと、 現状の特許実務は経営からかけ離れてしまって、 特許実務家のガラパゴス化がどんどん進んでしまいます。 それを打破するためにも、 現状の延…
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日本の特許は活かされているのか

東京大学の小川紘一先生が、日本の先端的なデジタル製品の、 世界におけるグローバルシェアの推移を研究され、それを発表しています。 先生の発表を見たとき、まさに愕然としました。 先生の発表によると、ほとんどのデジタル製品が世に出た当時は、 日本の会社が100%のシェアを確保しています。 しかし、非常に短い時間で、そのシェア…
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模倣品から企業を守るために「真似されやすい順序」を知る

最近は、外国から安い模倣品が洪水のように入ってきます。 これに対抗するために、企業は製品の差別化に努力していると思います。 製品の差別化を考えるとき、真似されやすい順序を知っていると便利です。 真似されやすい順序は次の通りです。   ① 情報   ② 物   ③ 特許   ④ ノウハウ   ⑤ 人の考え・能力   …
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特許出願のノルマは必要か

実は、特許出願のノルマを設定するにも、二通りあります。 一つは、ハッキリした目標がなく、 ただ単に、特許出願のノルマを設定するやり方です。 もう一つは、会社のすすむべき方向をはっきりさせて、 その方向に対して特許出願のノルマを設定する方法です。 私は、単なるノルマ設定も必要と考えています。 例えば、年1件というノ…
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戦術対応としての「質と量」

2012年2月10日に、 戦略とは、将来の方向性とその着地点を決めることであると説明しました。 そして、戦術とは、戦略で定められた方向と着地点に向かうための方法や手段を決め、 それを使いこなすことであると説明しました。 戦略と戦術というとらえ方をすれば、「質と量」は、戦術の問題になります。 例えば、戦略目標を達成するために…
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戦略を考えるなら、当たらなくても将来予測は必要

将来予測など、当たる確率は非常に低く、 ほとんど当たらないと思った方が正解です。 確率が低いなら、予測など意味がない、と思いますか。 しかし、会社の戦略を考えるときには、当たらなくても将来の予測は必要です。 2012年2月10日に、「戦略とは意図して将来の方向を決める」といった話をしました。 そして、意図して将来の…
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新商品開発の社会貢献

新商品開発とは、社会に新しい価値を提案することです。 新しい価値の提案は、それ自体が社会貢献につながります。 例えば、江戸時代にさかのぼって、駕籠屋さんを例にお話ししましょう。 今までは、ただ単に、人を乗せて運ぶだけの駕籠屋さんしかいなかったとします。 こんな中で、ある駕籠屋が、 「私はスピードでは誰にも負けません…
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がんばれ技術者 社会の進化は技術の進歩によってもたらされる

グーテンベルクの印刷技術の発明、ワットの蒸気機関の発明は、社会を大きく変えました。 身近なものでも、新幹線、自動車、半導体あるいは通信技術など、 社会の進化に影響を及ぼした技術は枚挙にいとまがありません。 そして、新技術が開発されて、それが世の中に提案されると、 それにともなって、人の考え方も変化していきます。 つまり…
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戦略と戦術のとらえ方

戦略と戦術については、いろいろなとらえ方があると思います。 そして、戦略と戦術を詳しく説いている本などでは、 難しく定義しているものが、けっこうあります。 私は、割合と簡単にとらえています。 戦略とは、将来の方向性とその着地点を決めること。 戦術とは、戦略で定められた方向と着地点に向かうための方法や手段を決め、 …
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特許制度のアメとムチ

特許というと、 「もしかすると大儲けできるかもしれないありがたい権利」 と考える人が、いるかもしれません。 しかし、世の中、そんなに甘くはありません。 特許制度にも、アメとムチがあります。 アメの部分は、発明を独占できる特許権がもらえることです。 ムチの部分は、特許権者以外の人に、発明の真似を奨励することです。 …
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特許請求の範囲を作るときのアプローチの方法

特許庁に提出する特許書類の中で、特許を取りたいところはどこかを、 はっきりさせるのが特許請求の範囲の欄の記載になります。 そして、この特許請求の範囲の欄に記載された内容が、 特許権の権利範囲ということになります。 厄介なのは、この欄に記載された文言が非常に厳しく評価されることです。 例えば、この特許請求の範囲に「赤いスポー…
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特許庁に提出しない特許書類作成のお勧め

私どもの事務所では、特許庁への提出書類(明細書)を発明者とともに作ります。 発明者と一緒になって作るといっても、明細書の全部を一緒に作るわけではありません。 明細書の中の「特許請求の範囲」という欄だけを一緒に作ります。 特許請求の範囲というのは、 特許を取りたい人(特許出願人)が、 本当に特許が欲しいところはどこかを明確に…
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なぜ企業は、開発をしなければならないのか

開発はなぜ必要か? という質問にたいして、どのように答えますか。 競争に負けるから?  それとも、利益が減るから? 私は、次のように考えています。 「社会の変化に合わせて、わが社を変えるために開発は必要である」 なぜならば、企業は、この世の中のすべての生き物と同じように、 自然界の厳しい掟(おきて)である「適者…
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