テーマ:知的財産

特許出願の良いノルマと、悪いノルマ

 ノルマの語源は、ロシア語の「強制労働」にあると本で読んだことがあります。「ノルマ」のイメージが悪いのは、語源にあるのかもしれません。  特許出願についても、出願件数を確保するために、ノルマがかけられることがあります。 ノルマには、良いノルマと悪いノルマがあります。  悪いノルマの典型は、技術者一人1件の出願をしろ…
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知的財産は単独で評価はできない

 特許などの知的財産は、金融資産や有形資産のように単独で評価するのは難しいと思います。  知的財産は、ビジネスの中で、他の資産とかかわりあいながら、どのような価値を創造しているのかが、評価の重要なポイントになります。 つまり、知的財産による新たな価値の創造が、評価の基準になります。  したがって、ビジネスモデルの中での…
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拝啓 社長殿

拝啓  私共は、成長社長の明日への想いを実現するために存在しています。  中小企業の成長社長ほど、忙しい方はいらっしゃいません。また、中小企業の成長社長は、忙しいにもかかわらず、会社のことを一所懸命考え、誰よりも勉強熱心です。  こんな成長社長の頭には、「あ~もしたい」「こ~もしたい」という明日への想いがいっぱい詰…
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知的財産の蓄積がなくなるとどうなるか

 知的財産とは、特許などの無体財産権だけでなく、技術者の頭脳、社内に蓄積された技術力及び企業文化の総体を言います。  このような知的財産の蓄積を怠った会社は、今非常に苦労しています。  現状の商品に行き詰ってにっちもさっちもいかない状況の中で、次の解決策が見いだせないでいます。  そんな会社は、今は、おとなしくして…
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企業文化こそ最高価値の知的財産

 知的財産(知財)と言うと、一般の人は、特許権・ノウハウ・著作権等を思いうかべると思います。  しかし、企業における知的財産は、そんなチャチなものではありません。  知的財産とは、社内に蓄積された情報から、特許権・ノウハウ・著作権の無体財産権が入ります。技術者の頭脳や社内に蓄積された技術力も入ります。  なかでも、…
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知的財産は特許だけと言う思い込みは危険

 社内の知的財産を結集するためには、知的財産について正しい認識が必要です。  知的財産とは、下図のすべてを含みます。したがって、商品を知的財産でガードするためには、これらすべての知的財産を商品に結集する考えがなければだめです。  本当の意味での知的財産戦略を立案するためには、開発の段階から、知的財産の総力を結集することを…
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ベル特許事務所は、特許屋ではありません

一般の方は、特許事務所にどのようなイメージを持っているでしょうか。 なにやら難しいことをやっているところと思っている方も多いと思います。 特許事務所のことを少し御存知の方は、 特許事務所とは特許出願の際に必要となる特許明細書の作成を 主なる仕事としているところと言った印象をお持ちだと思います。 また、特許屋とは何を言う…
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日本の発明数は必ず減る それを補う特許戦略の質と技術者の創造能力

私は、発明人口が減れば、それにともなって発明も減っていくと考えています。 日本の人口はどんどん減っています。 当然のこととして、発明人口も減っていきます。 ましてや、製造業従事者の減少が、人口減少の割合よりも大きくなっています。 このような状況の中で、日本の発明数が減るのは必然です。 ところが、発明の数は、その国の勢いを示…
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知財部よ 大志を抱け!

日本における現状の閉塞感を払拭できるのは、技術者の知恵です。 しかし、技術者は、目前の技術開発に目を奪われやすく、 戦略的な発想を養い難い立場にいます。 しかし、知財部は、社内では参謀としての立場にいます。 参謀である知財部が、大志を抱かないで、誰が大志を抱くのか、と言った発想が必要です。 知財部発の大志は、今こそ臨ま…
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中小企業が手を出すと危険な開発分野

中小企業には、手を出すと危険な開発分野がありますが、それは次の4つです。 1.ハイリスク・ハイリターンの分野 これは危険や分野の典型です。 なぜなら、この分野は、成功率が非常に低いからです。 もちろん、財務体質がしっかりした会社で、優れた戦略を持っていれば、 問題ないと思います。 しかし、ハイリスクを担保するだけの力…
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技術者は創造的な活動に飢えている

私は、技術者を対象にした社内研修をたくさんします。 そのときに、独特の方法でアンケートをとります。 その結果として、技術者は創造的な活動に飢えていることが分かりました。 例えば、「皆さんはもっと創造的な活動をしたいと思っていますか」 という問いに対して、 どの会社でも、ほぼ80%の技術者が、Yesと答えます。 80%…
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特許を出す前に発明を人に教えても特許が取れる

特許の原則通りに考えれば、特許を出す前に発明を人に教えてしまうと、 特許が取れないことになります。 法律には、発明を人に教えた後でも、特別に特許を認めるという規定があります。 ちょっと前までは、この規定を使える場面が限定されていました。 しかし、法律が改正されて、自分で発明品を売ったり、新聞発表したりしても、 ちゃんと手続…
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技術開発は非まじめに!

非まじめという言葉を最初に使われたのは、 ロボット工学で有名な森政弘先生だと思います。 確か、「非まじめのすすめ」という本のタイトルがあったと思います。 その本の具体的な内容は忘れましたが、今こそ、非まじめな技術開発が必要なときです。 「非まじめ」は「不まじめ」とは違います。 技術開発において、不まじめとは、 開発テ…
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20:80の原則を特許管理に活用する

昨日、パレートの法則について説明しました。 このことは、特許を管理する上にも利用できます。 すなわち、自社の特許出願のうち、20%の出願処理に全精力を注ぎ、 残りの80%は通常の処理を行うというメリハリをつけることです。 ところが、すべての出願に全精力を費やしているような会社を多く見かけます。 このような会社の知的財産部の…
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自社の得意技術をはっきりさせられますか?

私は、コンサルティングをするとき、 「貴方の会社の得意技術は何ですか」という質問をします。 しかし、即答できる会社は、ほとんどありません。 多くの場合、自社の得意技は、 それほど苦労しなくても、簡単にできてしまうので、 「そんなこと誰でもできることだ」と思ってしまうのが、原因のようです。 しかし、もう一度、会社の中を…
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ハッタリ特許、独占特許、牽制特許そして防衛特許

一概に特許といっても、使う側から考えると、 ハッタリ特許、牽制特許、独占特許、そして防衛特許などがあります。 ベル特許事務所では、これらの使い方を指導させていただいています。 1.ハッタリ特許 「特許ですよ~」と吹聴しまくって、ライバルの参入を許さない使い方です。 ベル特許事務所では、お客様にハッタリ特許の使い方を実際…
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自社の常識は、他社の常識とは限らない

常識というのがけっこう曲者で、 何をもって常識というのか、人によってまちまちなので、 ハッキリした基準がありません。 例えば、ある会社では、常識的なことでも、 別な会社に行けば、とてつもない発明と思われることすらあります。 だから、人の考えたことを、 「そんなことは常識だ」とか 「そんなことは当たり前のことだ」など…
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特許を取るときの発明者の心得

発明者は、 「俺の発明はこんなに素晴らしい」 と訴える力が必要です。 また、特許請求の範囲を考えるときには、 「これも私のもの、それも私のもの」 というように欲張りでなければならなりません。 一方、このような欲張りな主張ができるためには、 発明者が、自分の発明について、 しっかりした論理構成ができていなければなり…
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特許の時代的変遷

特許発祥の時代には、国家から特許を戴くありがたいものでした。 近代工業化社会が発展してくると、 今度は、特許を積極的に取りに行く時代に変遷していきます。 さらに、近代は、強い特許をいかに取得するかがテーマになっています。 そして、現在は、特許力を企業力にまで高める時代になっています。 強い特許をテーマにしている…
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技術特許戦略としての出願計画(2)

前回は、会社の基本方針を決めるべき、という話をしました。 今回は、会社ではなくて、知財部の基本方針の話です。 例えば、次のようなことです。 (1)会社の知財方針を実践するための特許出願計画書の作成を主導し、 開発部門に対して、技術者の開発能力をマネジメントするサポートをする。 (2)特に、長期出願計画書で特定された重点…
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技術特許戦略としての出願計画(1)

最も重要なことは、自社の知財に対する会社の基本方針を決めることです。 基本方針で大切なのは、次の4つです。 (1)開発の重点テーマを決め、そこに特許出願を集中させる。 特許出願は、無目的を出願すれば良いわけではありません。 しっかりと目的を持って、自社にとって重要な開発テーマに 特許出願を集中させることが必要です。 …
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特許出願計画のすすめ

発明が場当たり的に出てくるのに任せて、 特許出願をしている会社をけっこう見かけます。 こんな会社の知財部に限って、 独善的な目標件数(ノルマ)を設定していることが多いように思われます。 どんな場合でも、数の優勢は、人間の意識を高揚させます。 数が劣ってくると、人は何となく不安になって、 後ろ向きになる傾向があります。 …
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知的財産と知的財産権とは同じではない

知的財産とは、あくまでも人の頭脳から生まれた創作物を言います。 これに対して、知的財産権とは、 人の頭脳から生まれた創作物を客体にして、 国家権力の基で権利として認められたものを言います。 このように知的財産と知的財産権とは、必ずしも同じとは言えません。 これを混同すると、知的財産の管理とは、 人の頭脳から生まれた創…
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真似されると、真似された側に進歩が生まれる

全日本女子バレーチームの監督と、 元選手および現役選手の対談が、テレビで放映されていました。 その中で、監督は次のような趣旨のことを言っていました。 「攻撃の新しいフォーメーションを考えると、 一時は、おもしろいように点を取れる。 しかし、少しすると、相手国もそのフォーメーションを真似してくる。 本当に真似ができるよ…
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経営上の発明のポジション(売上から見たポジション)

下図は、全商品のたった20%のAグループの商品で、 全売上の80%を売り上げていることを示しています。 また、全商品の40%を占めるBグループの商品の売上寄与率は15%です。 そして、Cグループの商品は、 商品構成比が40%あるにもかかわらず、 その売上寄与率はたったの5%しかありません。 したがって、既存商品の…
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経営上の発明のポジション(市場と技術から見たポジション)

下図のマトリックスで、自分の発明のポジションを確認してください。 このマトリックスで、技術と市場のいずれかが新しい分野は、 拡大指向を目的とし他分野です。 なお、技術と市場が新しいかどうかは、 自社を基準に判断してください。 例えば、自社にとって初めての分野は、 すべて新しいものと評価してください。 そして…
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経営上の発明のポジション(開発課題から見たポジション)

発明を完成した時点で、経営上の発明のポジションを はっきり意識しておく必要があります。 それは発明ごとに毎回考えてください。 考え続けることによって、 学習効果が発揮され、戦略眼が養えます。 (1)夢の課題 これは現実化にまだまだ時間がかかるもので、 開発に踏み切るには多少問題がある課題です。 (2)…
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発明者の夢やロマンを育むための知財担当者の心構え(3)

知財担当者は、自分達が日本を救うという気概を持つべきです。 ただし、知財担当者はあくまでもスタッフ(参謀)なので、 裏方としての立場を忘れてはいけません。 法律や特許庁の取り決めに基づいて仕事をすることも大切だと思います。 しかし、特許はあくまでも発明の結果にすぎません。 発明がなければ特許など成り立ちません。 …
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発明者の夢やロマンを育むための知財担当者の心構え(2)

昨日にも書いたように、知財担当者は、 法律や特許庁の取り決めに縛られて毎日仕事をしています。 そのために、知らず知らずに頭が硬直化し、創造的な能力が低下してしまいます。 その結果、どうなるかというと、 発明を法律や特許庁の取り決めに当てはめようとします。 これは、技術者から発明を聞き出すときに障害になります。 発明を…
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発明者の夢やロマンを育むための知財担当者の心構え(1)

一番気をつけなければならないのは、発明者の方で、 特許を取るべき発明が完成しているとは限らないということです。 私が発明者に接して感じることは、この点なのです。 確かに、発明者のイメージでは発明が完成しています。 しかし、発明者が完成していると思っている発明は、 漠然としていることがけっこうあります。 なぜこうなるのか、…
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