ヒット商品は200%頭の中で作られる
開発というと、実験をやったり試作品を作ったりする光景を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際には、そのほとんどが頭の中で作られたもので、実験とか試作品作りとかは、頭の中のアイデアを検証しているにすぎません。
頭の中で作るべきものは、新商品の概略です。
それこそ概略でいいのです。
その概略ができたら、その商品はどのような人にどのような価値を提案して、どのように利益を得るかをはっきりさせることです。
要するに、商品の概略をイメージし、その価値を徹底的に追及するとともに、その販売形態を考えて、仮説的なビジネスモデルを構築することです。このビジネスモデルが商品コンセプトになります。
商品コンセプトができ上がったら、後はそれを検証するだけです。
このような開発形態が、逆算の開発です。つまり、コンセプトを先に決め、このコンセプトを実現するために、今何をすべきかを決める開発です。
そして、実験や試作品作りは、現場における力勝負の世界になります。
この開発のし方は、サービス業でも同じです。
先ずは、商品コンセプトをはっきりさせ、その後に力勝負に挑むべきです。
商品コンセプトをはっきりさせ、そのコンセプトからの逆算という手順を踏まないと、なかなかヒット商品は生まれません。
コンセプト作りは、200%頭の中で作り上げるものです。
そして、コンセプトさえできれば、後の力勝負の世界は、それこそ何とかなるものです。
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