シャープの現状から思うこと

製品戦略は会社の経営の中で、最重要課題です。

その中で、重要でありかつ難しいのが、現状の製品に対する読みです。
現状商品が一体いつまでもつのか。
あと10年安泰の現役バリバリなのか、
もうすぐ引退を迎えなければならないロートルなのか。

最近のように時代の変化が激しい中で、現状製品の予測すら難しいのが実情です。
その難しさの象徴がシャープの液晶テレビです。
誰もが、まさかこんな短期間で、シャープの経営がおかしくなるなど
考えもしなかったと思います。
その原因がいろいろ言われています。

これはあくまでも、私の考えですが、
自動車などの耐久消費財も含むいわゆる消費財に関しては、
高精度よりも便利さが優先しているように思います。

しかし、便利さ感じる感覚は、国が異なれば違ってきます。
また、生活環境が変化すれば、その感覚も変化します。

さらに、ライバル商品との関係においても、
便利さを感じる感覚がどんどん変わっていきます。

例えば、X社から便利さを追求した画期的な商品が世に提供されたとします。
それがどんなに画期的でも、
Y社からX社の商品を凌駕するような便利さを追求した商品が出されれば、
X社の商品は陳腐化してしまいます。
その陳腐化に時間は関係ありません。

したがって、便利さの追求は、果てしない競争にさらされることになります。
このような競争が本当に必要なのか、なんとなく疑問に感じています。

私は、10年後なのか50年後なのか分かりませんが、
便利さと幸福という価値観が見直されて、
現状のようなせかせかした社会ではなく、
もっとゆったりとした大らかな社会が実現されるように思っています。



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