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zoom RSS 特許出願で仮説思考を養う

<<   作成日時 : 2012/08/07 10:17   >>

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将来を予測することはほとんど不可能です。
そこで、人は将来を仮説で考え、自分で設定した仮説に基づいて将来設計をします。
しかし、仮説を立てようとしたとき、自分の得意なものの見方で考えたり、
あるいは過去のトラウマにとらわれたりします。
こうなると、新しい考え方ができなくなります。

特に、開発技術者が、狭い視野で開発テーマを考えてしまうと、
発想が貧困になって、将来を担う開発などできなくなってしまいます。
しかし、訓練によって、幅広いものの考え方を養うことができます。
幅広い視野に立って、仮説を立てられれば、発想が豊かになります。

幅広いものの考え方をする訓練の道具として特許出願は最適です。

特許出願をするときには、なるべく広い権利を取るために、
一つの発明をいろいろな角度から検討します。
なぜなら、特許を出願するときに、
例えば「赤いスポーツカー」という特定をして特許を出してしまうと、
「黄色いスポーツカー」は権利の範囲に入らなくなるからです。
ですから、特許出願するときには、赤、黄色以外にどんな色がいいの? 
と言った検討を加えます。

このようなことから、特許出願をするときには、次のようなことをしますが、
それが、幅広い考え方による仮説思考を養うことになります。

1.発明の「良いとこ」探し
もっと良いことがないかを、しつこく検討します。
意外と発明者が気づかないような「良いとこ」が見つかります。
良いとこ探しには、発明を見る視点を変えなければいけません。
これが幅広い考え方を養うことにつながります。

2.発明を反対側からみる
例えば、ライバルが特許破りをするときには、どのような考え方をするか、
あるいはユーザーの視点でどのようなことが望まれるのかと言ったことを考えます。
開発技術者は、このようなことを普段考えていないので、
自分の発明を見直すチャンであるとともに、視野を広げられます。

3.両極端に降って考える
例えば、発明者は、部品を特定の箇所に設けた点に発明があると考えたとします。
しかし、特許出願するときには、
その部品を全く反対のところに設けたらどうなると言った検討をします。
発明者は、自分がした発明にしか目が行っていないので、
「エッ 反対側ですか?」などと言って、目を白黒させます。
この驚きが、視野を広めることになります。

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