技術者が特許屋を活用してアイデアを発展させる方法

特許屋を利用するためには、特許屋の特性を知らなければなりません。
特許屋にはいろいろな得意がありますが、それを箇条書きにしてみます。

1.特許屋は、ポイントをつかむのが得意です
特許屋は、いつも特許請求の範囲をどのようにまとめるかを意識しています。
特許請求の範囲は、まさに発明のポイントです。
ですから、人の話を聞いていると、いつも「要するにどういうこと?」という発想をします。
例えば、昨日書いたブレーンストーミング(ブレスト)で出てきたアイデアに対しても「要するに」という発想をします。

2.特許屋は、概念を抽象化するのが得意です
概念を抽象化するとは、一つの意味にこだわらず、
いろいろな角度からものごとを考え、それを上手にまとめるということです。
このような訓練も、特許請求の範囲を毎日書いているからです。
「上」と言われれば、「下」もよいじゃないかと言ったように、
いつ物事を相対的にとらえるように自分を訓練しています。
このように抽象化する訓練がされていると、ブレストで出てきたアイデアの共通項を見つけることができます。
全然別のものと思っていたことに対して、共通項が見つかると、
目からウロコということになって、発想がどんどん発展します。

3.特許屋は、全体を体系的にまとめるのが得意です
特許屋は、ポイントを明確にしながら、全体を体系的にまとめるのが得意です。
特許屋は、いつも特許明細書を書いています。
特許明細書というのは、特許請求の範囲で決められた発明のポイントを、
特許庁の審査官が納得できるように説明するためのものです。
ですから、特許屋は、ポイントをとらえるのが上手なだけでなく、
それを体系的にまとめるのが上手です。
特許屋はアイデアの段階でも、すぐ特許明細書をイメージします。

ブレストで出てきたアイデアについて、特許屋は、技術者の助言さえあれば、
それを何とか特許にまとめることができます。

特許にまとめることによって、アイデアがもっている長所・短所がはっきりしてきます。
また、問題点もはっきりしてきます。
こうなるとアイデアがどんどん発展してきます。

技術者の皆さんは、特許屋を上手に活用して、アイデアをどんどん発展させてみてください。

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