特許は「日本復活」を大義名分にすべきだ!

財務省が7月25日に発表した貿易統計速報によると、
日本の貿易収支が2兆9千億円に達し、半期ベースでは過去最高とのことでです。
その要因は、円高による燃料の輸入拡大など、いろいろ言われています。

しかし、長期トレンドで見れば、
私は、日本の技術競争力の相対的な低下が大きいと思っています。

このような状況の中で、特許は「日本復活」を大義名分にすべきです。
日本復活をテーマにすれば、特許の活用法がいろいろ見えてきます。
このときに大切にすべきは、「特許=独占」という固定概念を取り除くことです。

もし、特許は独占がテーマであるという狭い見方しかできないと、
特許を多面的に活用して、「日本復活」を実現することなどできません。

特許には、技術者の創造性を活性化させる力があります。
例えば、理論的に実現可能ならば、
製品化までに細部を詰めなければならない場合でも、特許は取れます。
ということは、ある程度論理を大胆に構築することも可能です。

私がお会いする若い技術者は、まじめすぎる方が多すぎます。
技術開発はまじめも必要ですが、
新商品を開発しようとしたときには、「非まじめさ」と「大胆さ」とが必要です。
非まじめにかつ大胆に物事を考えることによって、創造性はどんどん育まれてきます。
商品開発において、「非まじめ」と「不まじめ」との違い、
創造性を育むための特許の活用については、後日詳しく説明します。

また、特許は、技術者をマネジメントする手段になります。
自社の進むべき方向に対して特許を集中させることによって、
技術者の頭の中をマネジメントできます。

これは出願計画ということで、私はたびたび主張しています。
出願計画についても、後日、もう少し具体的に説明します。

いずれにしても、日本の技術競争力を復活させるためには、
技術者のマネジメントが欠かせません。
技術者の創造性を養いつつ、技術者をマネジメントする手段としても、
特許を活用すべきです。

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