20:80の原則を特許管理に活用する

昨日、パレートの法則について説明しました。
このことは、特許を管理する上にも利用できます。
すなわち、自社の特許出願のうち、20%の出願処理に全精力を注ぎ、
残りの80%は通常の処理を行うというメリハリをつけることです。

ところが、すべての出願に全精力を費やしているような会社を多く見かけます。
このような会社の知的財産部の人は、どんな出願だって、
いつどこで見直されるか分からない。
だから、1件1件の出願のすべてについて、全精力を傾けなければいけない、
などといいます。

一見もっともらしく聞こえます。
しかし、人間は、24時間すべての物事に全神経を集中させることなどできません。
そのようなことをしていたら、大切なことを疎かにしてしまいます。
ですから、本当に仕事ができる人間は、ちゃんとパレートの法則を活用しています。

また、全出願重要主義を主張する人は、自らの評価能力がないことを、
声高らかに周りに吹聴しているようなものです。

これからの特許管理は、発明の評価をしっかりして、
重要発明の管理をどのようにすべきかを徹底的に追及していくべきです。




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