特許出願計画のすすめ

発明が場当たり的に出てくるのに任せて、
特許出願をしている会社をけっこう見かけます。
こんな会社の知財部に限って、
独善的な目標件数(ノルマ)を設定していることが多いように思われます。

どんな場合でも、数の優勢は、人間の意識を高揚させます。
数が劣ってくると、人は何となく不安になって、
後ろ向きになる傾向があります。

だからと言って、何の意味もなく出願件数を増やそうとするのは、
戦略性ゼロと言わざるをえません。

確かに、出願件数が多くなれば、
その中には、自社の将来を左右する優れた発明が出てくるかもしれません。

それが、出願件数のノルマ礼賛者の主張です。
それは広大な砂漠の中で、一滴の水溜りを探すようなものです。

日本が元気なときには、力任せに砂漠を渡り歩くのもよいかもしれません。

しかし、今の日本では、何事も力任せで処理できることはありません。
そんなことをしていたら、日本はますます停滞してしまいます。

余談ですが、今年の5月6日の新聞に、
エルピーダメモリが外資に売り渡されるという記事が出ていました。

DRAMを製造する日本の会社はなくなるそうです。
DRAMは、かつては日本が80%ものシェアを誇り、
日本の発展の原動力になった製品です。

このような現状の中で、知的財産に関してだけ、
戦略性を無視してもよいということはないはずです。

知財部が率先して戦略性を高めることが、日本を救う道です。
そのためには、出願計画を立てることをお勧めします。

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