知的財産戦略家の経営者との付き合い方

知的財産戦略家のこれからの仕事は、
自社の知的財産を活用して会社が勝ち残る方法を企画して、
経営者に提案することです。

例えば、会社にとってなぜ特許が必要なのかを問われたとき、
教科書的な答えしかできなければ、
次世代を担う知的財産戦略家にはなれません。

そして、経営者に提案すべき知的財産戦略は、
他社との違いがはっきりしていなければなりません。

知的財産の必要性は、会社ごとに全部違うはずです。
ましてや、知的財産戦略も会社によって異なります。
その意味で、自社に求められる知的財産戦略は、教科書には出ていません。

なお、会社経営者の最大の役割は意思決定ですが、
会社の将来を決める重大な意思決定をするとき、
経営者は本当に孤独な立場に追い込まれます。

知的財産戦略家は、経営者の意思決定を補佐する
重大な役割を担わなければなりません。

そして、経営者が意思決定するとき、なぜ孤独なのかというと、
経営者が熟慮して、会社の将来の方向性決めたとしても
成功の保証がどこにもないからです。
失敗すればそれこそ全責任を負わなければなりません。
このときの孤独感は大変なもので、
意思決定をするエネルギーも計り知れないものがあります。

経営者が置かれたこのような立場を理解することは、
経営者になって見なければ分からないことですが、
知的財産戦略家は、経営者の立場に少しでも近づいた考え方をすべきです。

経営者の立場に近づくためには、
経営者は、ほとんど仮定のなかでしか成り立たないような
将来に関する意思決定をしていることを理解すべきです。

そして、経営者の仮定の積み重ねの中で、
大切な会社の将来を決める材料となるものを
経営者に提案できる知的財産戦略を考えなければなりません。

知的財産戦略家が、経営的な立場で、経営者の本当の味方になれば、
これほど強い味方はないはずです。

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