なぜ企業は、開発をしなければならないのか

開発はなぜ必要か?
という質問にたいして、どのように答えますか。

競争に負けるから? 
それとも、利益が減るから?

私は、次のように考えています。
「社会の変化に合わせて、わが社を変えるために開発は必要である」

なぜならば、企業は、この世の中のすべての生き物と同じように、
自然界の厳しい掟(おきて)である「適者生存」の原則が適用されるからです。

余談ですが、チェリノブイリの原子力発電所の周囲で生き延びている動物がいるのをご存知ですか。

それは、「ネズミ」です。
ネズミは、世代交代のサイクルが早いので、放射能に対応できるようにどんどん進化し、
強い放射能がいまだに残っている原子力発電所の周辺でも生き延びているようです。

ただし、現在、生き延びているネズミ以外に、
放射能に対応できなかったネズミがたくさん死に絶えていることは当然に予測できることです。

これが適者生存の原則です。
人間が、どんなに道徳的・哲学的に人生を論じても、
神が創られた適者生存の掟に逆らって生きていくことはできません。
人の集団である企業にも、適者生存の原則が適用されます。

それでは、社会はなぜ変化するのでしょうか?

社会が変化するのは、人の価値観が変わるからです。
このように言われたときに、価値観が変わる「人」を固定的にとらえてはいけません。

つまり、一人の人の価値観が時代とともに変化するというとらえ方をしてはいけない、ということです。

先のネズミと同じように、人もどんどん世代交代しています。
そして、世代ごとに価値観が全くといっていいほど違います。

例えば、今生まれたばかりの赤ちゃんは、
現在、我々が手にしている価値のすべてを受け入れ、
それを前提にして新たな価値を創造していきます。
そして、各世代の価値観は、ベルトコンベアに乗せられたように移動していきます。
ベルトコンベアの先頭と、一番後ろとでは、もう世界が変わっています。

しかも、現代社会は、短いサイクルで新しい価値がどんどん創造される社会です。
そのために、ベルトコンベアのスピードも速くなり、その後先で、世代間の価値観の差も大きくなります。

したがって、社会はベルトコンベアの速度に合わせて、
一時も留まることなく、変化し続けることになります。

社会がどんどん変化しているのに、旧態依然の商品しか提供できない企業であれば、
適者生存の掟に反することになります。
つまり、「倒産」です。

社会の変化に合わせてわが社を変え、適者生存の掟を守るために、開発が必要なのです。

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